小泉徳宏監督、青木琴美原作。小笠原秋(佐藤健)は人気バンドCRUDE PLAYの元メンバーだが、今は楽曲を提供するのみ。ある日、偶然に女子高生・小枝理子(大原櫻子)と知り合い恋人になる。そしてCRUDE PLAYの音楽プロデューサー高樹(反町隆史)は理子の歌声を聞き、彼女をスカウトするが…。原作未読、少女漫画的には面白いかもしれないので読んでみたい。偶然に知り合い、有名人だと知らずに付き合い、自分の隠れた才能も開花させるっていうパターン、使い古されているけど、そこはまあ許せる。ビジネス優先な音楽業界の描き方はちょっと面白いか。前半はそれなりだったけど、展開が見えてくる後半はイマイチ、理子とアキの葛藤は薄っぺらな感じしかしないし、展開もノリが悪くて面白くなかった。原作ファンや出演者ファンならそれなりに楽しめるかもしれないけど。
