電子竹林:Blog

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「スノーピアサー」- Snowpiercer -

ポン・ジュノ監督脚本。2013年、地球温暖化対策のために散布されたCW-7により地球は氷河期となるり、生き残った人類は、先頭は富裕層、後方は貧民層に分かれ一台の列車スノーピアサーに乗り込み世界を移動していた。2031年カーティス(クリス・エヴァンス)は反乱によりセキュリティ設計者のミンス(ソン・ガンホ)、その娘のヨナ(コ・アソン)を仲間に、先頭車両のエンジンに向かうが…。原作はフランスのコミック「Le Transperceneige」、未読。設定は驚くほど面白そうなのに、映画はなんとも薄い。カーティスの過去などはちょっと面白いけど、全体に人間像としては薄っぺら。役者もイマイチ。ティルダ・スウィントンとか良かったけど、生活、列車の構造、エンジンの描写などもまったく工夫が足りない。そして最後はあんなんでいいのか…まったく理解出来ない。

http://www.snowpiercer.jp/