電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

「おとなの恋には嘘がある」-Enough Said-

ニコール・ホロフセナー監督、ニコール・ホロフセナー脚本。娘と二人暮らしのマッサージ師のエヴァ(ジュリア・ルイス=ドレイファス)はあるパーティで知り合った映像ライブラリで働くアルバート(ジェームズ・ギャンドルフィーニ)に惹かれる。エヴァは同じ時に知り合いクライアントとなった詩人マリアンヌから元夫の悪口を散々聞かされるが、ある時、それがアルバートである事を知る…。身の回りのどこかにありそうな設定がなかなか面白く、それをハートウォーミングに奇麗にまとめている。主人公もどこか抜けていているけど憎めない。脇枠も誰もがいい感じ、友人サラの家の家政婦キャシーさえも味があるアクセントがある脇役になっている。一番気に入ったのが娘の親友クロエ(タヴィ・ゲヴィンソン)、キュートで不安定なトコが昔のソーラ・バーチスカーレット・ヨハンソンを連想させる。ジェームズ・ギャンドルフィーニは公開前に心臓発作で死去 RIP。