福田雄一監督脚本。いつも不満ばかりであだ名はブー子の幸子(指原莉乃)は大学でも一人ぼっち、母の再婚相手(ユースケ・サンタマリア)とも上手くいかない生活。Twitterで知り合った、自称ジョニー・デップ似のスパロウさんに合うために自分を変えて行こうと努力するが、彼女に数々の不幸が降りかかってくる…。指原莉乃をイジめてコメディエンヌぶりを引き出そうという企画は単純で悪くないとは思うけど、問題はそれがまるで面白くないという事。矢口史靖の「裸足のピクニック」あたりと比べると、それぞれの不幸がバラエティ番組的な仕掛けでしかない、オチも当たり前過ぎる。まあ、映画的にはまったく退屈で詰まらないけど、指原ファンにはそれなりに面白いのではないかと思うが。
