電子竹林:Blog

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「マイ・ブラザー 哀しみの銃弾」- Blood Ties -

ギョーム・カネ監督脚本。1974年、殺人事件で服役していた兄クリス(クライヴ・オーウェン)が出所、現在は警官の弟フランク(ビリー・クラダップ)は兄を迎え仕事の世話をし、兄の前妻モニカ(マリオン・コティヤール)との間を取り持つが…。犯罪者の兄と警察の弟、ありがちな設定ではあるが面白くなりそう。何かのリメイクかと思ったがそうでもない。前半はかなりダラダラ感が続く。中盤の事件やラストの畳み掛けは上手いのだが、全体にはテンポが悪い。それ意外には設定も演技も結構面白いので残念感が強い。なぜフランスの監督が'74のNYの映画なのか、そのヘンは謎。

http://www.mybrother-movie.com/