電子竹林:Blog

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「ゴーン・ガール」-Gone Girl-

デビッド・フィンチャー監督、ギリアン・フリン原作脚本。結婚5周年の朝、妻のエイミー(ロザムンド・パイク)が疾走したと夫ニック(ベン・アフレック)が警察に届ける。ボニー刑事(キム・ディケンズ)たちはキッチンから多量の血痕を発見、不自然なアリバイからマスコミはニックに疑いをかけるが…。行き先が見えない展開が凄い。後半にかけて、ニックとエイミーの心の闇が見えてくる展開には身震いがする。特に、エイミーの心の輪郭が静かに、少しずつ見えてくるのが恐ろしい。マスコミの身勝手な対応もいかにもありそうな話。双子の妹マーゴ(キャリー・クーン)、タナー弁護士(タイラー・ペリー)等の脇役も一見は平凡ではあるけど、リアルで深みがあるキャラ。フィンチャー、いつもながらのいい仕事。

http://www.gonegirlmovie.com