リドリー・スコット監督。BC1300年ごろ、エジプト王ラムセス(ジョエル・エドガートン)と兄弟として育ったモーゼ(クリスチャン・ベイル)は、王家を離れ、奴隷として働いているヘブライの民を救い約束の地へ導く信念を持つが…。リドリー・スコットの出エジプト記、映像や演出はかなり変えているが「十戒」と同じ展開。全体に退屈、もうちょっとテンポ早くてもいいと思う。そもそも旧約聖書の話の展開がムチャなので、そのまま見せると面白くない。とは言っても変に改変すると文句言われそうだし。まあ日本向けの題材じゃないだけなのかなあ。原題は「Gods and Kings」で両方とも複数形なんだ。