電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

「神は死んだのか」-God’s Not Dead-

ハロルド・クロンク監督。強烈な無神論者のラディソン教授(ケヴィン・ソーボ)の哲学の授業では、最初に"God is Dead"の署名を提出させるが、新入生のジョシュ(シェーン・ハーパー)はそれを拒否。授業中に神の存在を証明する事になるが…。コレは酷い映画。全く宗教の害しか感じられない映画で、恐ろしささえ感じる。幸福の科学映画なんてはるかにまともに感じてしまう。他宗教は無視で神=キリストでしかないし、出てくるムスリムの家庭の描き方など極めて差別的。ラストに至っては脅しでしかない。もうちょっと知的なやり取りがあるのかと思ったら、まったく違うし。ラディソン教授自身が哲学教授と思えない思考の浅さに驚く。こんな映画にタイトルを使われるニーチェも悲劇だ。今年のワースト映画候補。

http://www.godsnotdead.jp/