電子竹林:Blog

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「グローリー 明日への行進」-Selma-

エバ・デュバーネイ監督。ノーベル平和賞を受賞したマーティン・ルーサー・キングJr牧師(デビッド・オイェロウォ)は、黒人の有権者登録妨害への抗議にアラバマ州セルマへ向かう。1965年3月7日、キング牧師ら600人はデモを行うが、公民権運動に不快感を持つウォレス州知事(ティム・ロス)のもと警察隊はデモ隊を鎮圧する…。物語的には悪くは無いし社会的な意味もある、役者もやたらに豪華だけど全体には平凡な印象。エンディングの実際の行進の映像の方が印象的だった。米国では概ね好評みたいだけど、これは文化的な違いなんだろうか。オープニングののんびりとした映像から一気に事件へ持っていく所の緩急のつけ方などは上手いと思ったけど。ティム・ロスのいやらしい政治家ぶりが一番良かった。リンドン・ジョンソン大統領演じるトム・ウィルキンソンも良い。

http://glory.gaga.ne.jp