電子竹林:Blog

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「キングスマン」 -Kingsman: The Secret Service-

マシュー・ヴォーン監督、マーク・ミラー原作。紳士ハリー(コリン・ファース)はロンドンの高級テイラー"キングスマン"を本拠地とする国際的なスパイ組織のエージェント。ハリーはかつて命を助けられた男の息子、エグジー(タロン・エガートン)をエージェントのメンバーにスカウトする。また携帯会社のCEOヴァレンタイン(サミュエル.L.ジャクソン)は世界規模の犯罪を企んでいたが…。予告編からのスタイリッシュな英国スパイものの印象とは違って無茶苦茶に残虐なシーン多数。多分、そこは狙いで「キック・アス」(id:zom-1:20110131#p1)で成功したヒーロー+残虐スプラッタを、スタイリッシュスパイ+残酷スプラッタでやりたかったのだろうけどちょっと外している印象。マリーン役マーク・ストロングなんかはかなりハマっていたけど、殺人マシーンのガゼル役(ソフィア・ブテラ)はちょっとやり過ぎ感が強い。ジャクソンもイマイチで悪役側がつまらない。全体にはもうちょっと上手い落とし所があると思うんだけど。

http://kingsman-movie.jp