電子竹林:Blog

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「グリーン・インフェルノ」-The Green Inferno-

イーライ・ロス監督。国連職員の娘で大学生のジャスティン(ロレンツァ・イッツォ)は環境保護の学生グループリーダーのアレハンドロ(アリエル・レビ)に惹かれ集会に参加。アマゾンの先住民ヤハ族の危機を救うために、現地へ向かいメディアの関心を引く行動に成功する。帰路、事故が起きるが助かったジャスティンたちに毒矢を放ち、連れ去ったのはヤハ族だった…。デオダート監督の「食人族」をモチーフにしたR-18映画。解体、調理、味付けまで妙に細かく描写してバリバリ食べられているけど、それほどグロさは無く、全体にはかなり社会派、文明批判な硬派。「デザート・フラワー」(id:zom-1:20110109#p1)でも軸になっているFMG(女子割礼)の話も伏線から現地の話まで、まあ社会的な意味なんだろう。意外に悪くないけどあんまり公開されてないのはやはりR-18のせいか、日本のレートは食人に厳しいからなあ。逆にこの映画はポルノには厳しく、裸族っぽいがちゃんと隠しているし、特に子供もちゃんとしているのは幼児ポルノ対策か。

http://green-inferno.jp