電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

「orange-オレンジ」

橋本光二郎監督、高野苺原作。高校2年生の春、高宮菜穂(土屋太鳳)に10年後の自分から手紙が届き、そこには転校生の翔(山崎賢人)について自分が後悔している事が綴られていた。手紙の内容が次々と真実だと分かり菜穂は翔を助けようとするが…。主軸がシリアスな話の割には、登場人物の高校生はみんな軽くてなんか違和感ある。監督は「君に届け」(id:zom-1:20100930#p1)の助監督で、出だしの桜の所、菜穂の独白、友達や恋のライバルの配置など、細かい設定や演出など雰囲気が似てる。似てるけど、似てるだけで効果がないのがなんとも残念。タイムパラドックスや時間軸の話はあるけど、特にSF的な設定もなく適当なファンタジーで誤魔化しているとこも個人的にはヘンな感じを受ける。土屋太鳳は他の映画でも印象薄いけどこれも同じ。

http://orange-movie.com/