ライアン・クーグラー監督。アドニス・ジョンソン(マイケル.B.ジョーダン)はかつてロッキー・バルボア(シルベスター・スタロー)と対決したアポロ・クリードと愛人の間の息子であるが、アポロの妻メアリー・アンにより育てられた。一流企業に勤めるアドニスだったがプロボクサーを諦めきれずフィラデルフィアのロッキーの元を尋ねるが…。「ロッキー・ザ・ファイナル」(id:zom-1:20070425#p1)から8年、なんで今頃というのは謎。ボクシング的には最初の試合の長回しの方が面白かったんだが、本番の"プリティ"リッキー・コンラン(アンソニー・ベリュー)との試合は迫力だけだったか。いい所もあるんだけど、ちょっと間延びしたトコも多い(ロッキーシリーズは全体にそうだが)。ヒロインのビアンカ(テッサ・トンプソン)もややとってつけた感あり。それでも、ロッキーシリーズの中では良いのじゃないかな。前作のマリーは設定的にどこかに消えてしまってた。
