ジョナサン・デミ監督、ディアブロ・コディ脚本。リッキー(メリル・ストリープ)は家庭も捨てロックスターの夢を追っていたが、今は同じバンドのグレッグ(リック・スプリングフィールド)たちとロサンゼルスのライブハウスで歌う日々。ある時、元夫ピート(ケビン・クライン)から娘ジュリー(メイミー・ガマー)が離婚して落ち込んでいるとの電話を受けるが…。メリル・ストリープが年寄りロッカー役なんだが、この歌が上手くてとにかく痺れる。場末バンドなんだけど。その客が年寄りばかりなのもいい雰囲気を作っている。物語はまあストレート過ぎるしラストはまとめ方も平凡だけど、80年代の音楽だけで満足かな。ストリープの実の娘が娘役という所も見所か。まあヘンな役なんだけど。
