金子修介監督、古沢良太脚本。秋山亜美(杉咲花)のピアノコンテストの直前、彼女のピアノの先生で音大生の沢村雪絵が突然、姿を消す。亜美は、残留思念を読み取る仙石和彦(野村萬斎)を頼ろうと、かつてのお笑いコンビの相方・丸山(宮迫博之)の元を尋ねるが…。残留思念の読み取り、元お笑いコンビによる探偵、記憶違いと残留思念というアイデア自体は結構面白いと思った。でも、それほど活かされずに全体にはかなりチープな感じに収まってしまった。事件は身も蓋もなく、ラストはなんか残念感が残る。ちょっともったいないなあ。オリジナル脚本というのは評価したいが。野村萬斎はちょっとオーバーアクションすぎたか。
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