電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

「高慢と偏見とゾンビ」-Pride and Prejudice and Zombies-

バー・スティアーズ監督脚本、セス・グレアム=スミス原作。18世紀末の英国、大量のゾンビが出現しロンドンは堀と唯一の橋により守られていた。その田舎で住むベネット家、5人姉妹は中国で修行した武術の達人。ある時、近所に引っ越して来た資産家ビングリーは長女ジェインと出会い恋に落ち、次女エリザベス(リリー・ジェームズ)はピングリーの友人の騎士ダーシー(サム・ライリー)の高慢な態度に反発するが…。最近では「プライドと偏見」(id:zom-1:20060115#p1)として映画化されたジェーン・オースティン高慢と偏見」のパロディ。意外に本筋はそのまま、「高慢と偏見」の微妙なニュアンス、反ブルジョア、知性主義、フェミニズムは上手く出ている。ダーシーに比べるとピングリーの性格描写は弱い気がするが。まあ、ラストは派手にまとめているが、あんまり人気出ないだろうなあ。原作知ってないと意味分からない話だし。

http://gaga.ne.jp/zombies/