電子竹林:Blog

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「本能寺ホテル」

鈴木雅之監督、相沢友子脚本。自分のやりたい事が見つからない倉本繭子(綾瀬はるか)は、恋人の吉岡恭一(平山浩行)の両親に会うために京都へ向かい、ホテル予約のミスで路地裏の"本能寺ホテル"へ迷い込む。繭子はそこで、1582年の本能寺の変の前日の世界に迷い込み森蘭丸(濱田岳)と出会い、織田信長(堤真一)の茶会に出る事になるが…。設定的に面白い所はあるものの、微妙にどこか筋が通らないトコがあり、最後にはまとまりに欠けた印象か。毬杖(ぶりぶりぎっちょう)のシーンなど織田信長人間性を見せながら、最後にまったく繋がっていないの逆に驚く。ラストはエモーションのカケラもない。万城目学のツイートを読むと複雑な感じ、素直に原作が練り上がっていればマシになったのかと思う。

http://www.honnoji-hotel.com