電子竹林:Blog

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「相棒 劇場版IV 首都クライシス 人質は50万人!特命係最後の決断」

橋本一監督。警視庁特命係の杉下右京(水谷豊)、冠城亘(反町隆史)は元国連犯罪情報事務局のマーク・リュウ(鹿賀丈史)と共に犯罪組織バーズのリーダーであるレイブンを追っていた。その頃、7年前の英国の日本領事館の毒殺事件、その唯一生き残りで行方不明の少女・鷺沢瑛里佳(山口まゆ)の身代金10億円が要求されるが…。「相棒 劇場版」のなかでは、まあ面白い方かもしれないが、全体にはイマイチ。70年前の事件も取ってつけたような感じだし、それにより人間像が薄っぺらく感じるし、犯人への共感もあまりない。7年前も含めて、事件自体がかなり杜撰。毒物などすごーく適当で、もうちょっと科学的裏付け感が欲しいもんだが。しかしTV宣伝のおかげか満席。杉下右京がアクションすると笑ってしまう^^。鹿賀丈史の存在は、相対的に水谷豊は若く見えるのを狙っているのか。

http://www.aibou-movie.jp/