電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

「20センチュリー・ウーマン」-20th Century Women-

マイク・ミルズ監督。1979年のサンタバーバラ、15歳の息子ジェイミー(ルーカス・ジェイド・ズマン)と暮らすシングルマザーのドロシア(アネット・ベニング)は思春期の教育に悩み、間貸しているアビー(グレタ・ガーウィグ)、近所に住むジュリー(エル・ファニング)の助けを借りようとするが…。15歳の少年、その母親55歳がテーマ。1979年サンタバーバラという設定が絶妙。風景、人々、ファッション、文化、音楽がすべてが心に響いてくる。その時代の多様な人々の人生像から20世紀全体を感じられる。いい映画だった。パンク少年がトーキング・ヘッズ少年をArt Fag!と罵るとか、細かいトコがいい。エル・ファニングばかり注目されているが、グレタ・ガーウィグもいい演技していると思う。1979年ジミー・カーター大統領の演説って有名なんだろうか、流産予防薬が子宮頸がんの原因になってる話も初めてきいた。

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