スティーブン・ギャガン監督。1988年ネバダ州リノ、ケニー・ウェルス(マシュー・マコノヒー)が経営する祖父から引き継いだ採掘会社ワショー社も倒産寸前、ケニーも恋人ケイ(ブライス・ダラス・ハワード)の家で居候していたが、ある夢を見たことからインドネシアの有名地質学者マイケル・アコスタ(エドガー・ラミレス)を訪ね、金脈探しに没頭する。やがてケニーはマラリアに倒れるが巨大金脈を発見する…。どう展開するのか予測できず物語に惹きつけられた。登場人物は誰しも怪しく胡散臭いけど魅力的。ウォール街からスハルト大統領周りまでみんなインチキ臭い。元になったBre-X事件の事はまるで知らなかった。大きな事件ではあったが、映画とは登場人物などはかなり違うみたい。面白そうなので何か本を読んでみたい。マシュー・マコノヒーのブリーフ姿で全てを語るみたいな役作りがいいなあ。しかしRotten Tomatoesが低評価なのは理解できない。
