電子竹林:Blog

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「TAP THE LAST SHOW」

水谷豊監督。怪我により表舞台から遠ざかっていたタップダンサー渡新二郎(水谷豊)の元に、劇場支配人・毛利喜一郎(岸部一徳)から最後のショーの演出依頼が来る。渡は才能あるMAKOTO(清水夏生)、ホストクラブで働くRYUICHI(HAMACHI)、お嬢様育ちのMIKA(太田彩乃)、太り気味のYOKO(佐藤瑞希)、さらにJUN(西川大貴)を加えレッスンを始めるが…。水谷豊が初監督作品、っていうだけで不安感しかないのだけど、ドラマ部分は全くダメ。それぞれのキャラや背景に新鮮味もなくステレオタイプばかりで面白くない。演出も悪く、なんか間が抜けた感じがする。タップダンスはまあそれなりに見せてくれるし、迫力あるのだけど、足元を撮さないシーンのごまかしとか気になるな。八王子のジンジャーが劇場で踊ってたシーンとか、床がカーペットみたいだし。怪我の原因もなんかムチャな設定、「蒲田行進曲」の時代みたいだ。MAKOTOの恋人役の森華(北乃きい)なんかも存在意義薄い。

http://www.tap-movie.jp/