キム・ジウン監督。1920年代、日本統治下の朝鮮半島。日本警察のイ・ジョンチュル(ソン・ガンホ)はヒガシ(鶴見辰吾)の配下で、武装独立運動団体・義烈団の監視のためリーダーのキム・ウジン(コン・ユ)に接近。しかし義烈団団長チョン・チェサン(イ・ビョンホン)は京城に爆弾を持ち込む事を計画、さらにヨン・ゲスン(ハン・ジミン)と共に、イ・ジョンチュルを二重スパイにする事を画策するが…。「悪魔を見た」(id:zom-1:20110305#p1)のキム・ジウンが監督だから期待あったが、義烈団を使った普通の抗日映画になってしまってる。スパイ戦、特に列車を使ったサスペンスはなかなかいい設定だと思ったが、頭脳戦、心理戦としての盛り上がり少ない。イ・ビョンホンは出番少ない。
