志水淳児監督、永井豪原案、小沢高広脚本。地下帝国との戦いから10年、世界を救った兜甲児(声:森久保祥太郎)は新光子研究所所長となった弓さやか(声:茅野愛衣)の元で科学者となっていたが、富士山地下の巨大遺跡インフィニティで生命体・リサ(声:上坂すみれ)と出会う。一方、米国ではDr.ヘル率いる機械獣による攻撃を剣鉄也(声:関俊彦)が防ごうとするが…。アニメ版の10年後の世界らしいが、「グレートマジンガー」はほとんど観てないので分からない部分もある。兜甲児はよく知っているが、剣鉄也はあまり馴染みがないぐらい。全体にはオリジナルを活かしてかなり派手にしているがメカや武器のデザインはほとんど同じ。昭和臭は完全にそのまま。観客は年寄りばかりだったから客層にはあってるのかな。ゴジラもそうだけど、超巨大にすればいいってもんじゃないのだが。物語の展開は劇場版用に派手に広げてまあまあ。年寄り向け感が強いが、若者がどう反応するかは知りたいかも。
