電子竹林:Blog

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「祈りの幕が下りる時」

福澤克雄監督、東野圭吾原作。葛飾区小菅のアパートで滋賀の清掃員・押谷道子(中島ひろ子)の絞殺死体が発見される。加賀恭一郎(阿部寛)と松宮脩平(溝端淳平)は、押谷は演出家・浅居博美(松嶋菜々子)を訪ね東京にやってきた事を突き止める。さらに事件は、失踪し仙台で変死した加賀の母親・田島百合子(伊藤蘭)とつながっていくが…。「新参者」シリーズの完結編。印象的には「麒麟の翼」(id:zom-1:20120203#p1)と同じでTVドラマっぽさは残るものの、事件と人間関係は複雑に入り組みながらそれ解いていく展開はなかなか面白い。これは原作の力だろうけど、それを分かりやすく時間にまとめているのは偉い。久しぶりの銀幕の中島ひろ子がいきなり死体だったのが残念だったが^^;

http://inorinomaku-movie.jp