電子竹林:Blog

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「羊と鋼の森」

橋本光二郎監督、宮下奈都原作。外村直樹(山崎賢人)は高校の時に調律師・板鳥(三浦友和)に出会って以来、調律の世界を目指し、板鳥と同じ会社で調律師として働く事になる。先輩の柳(鈴木亮平)の指導で成長していく直樹は、やがて高校生の双子・和音(上白石萌音)と由仁(上白石萌歌)のピアノを調律する事になるが…。原作は2016年第13回本屋大賞。原作読んだ翌日に観たので、原作との比較な視点ばかりになってしまった。原作の方がずっとイメージ喚起力があった印象。調律という仕事の描き方はまあまあ上手く描けているが、森の自然の深みが足りない感じがした。一卵双生児設定を諦めたのはまったく残念だけど、和音役の上白石萌音は頑張っていたかなあ。もっと透明感が欲しかったけど、まあしょうがないか。

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