電子竹林:Blog

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「パンク侍、斬られて候」

石井岳龍監督、宮藤官九郎脚本、町田康原作。浪人・掛十之進(綾野剛)は、黒和藩の家老・内藤帯刀(豊川悦司)と結託、新興宗教・腹ふり党を利用し同じ家老・大浦主膳(國村隼)の失脚に成功する。やがて、掛十之進は幕暮孫兵衛(染谷将太)、真鍋五千郎(村上淳)たちを連れ、元腹ふり党の大臼延珍(永瀬正敏)を訪ね、ろん(北川景子)と出会うが…。監督・石井岳龍ってダレ、と思ったが石井聰亙が改名したのか。原作未読で内容は知らないが、多分、原作をまるで消化できてないように感じる。全体にハチャメチャ。安っぽくなってる。「真夜中の弥次さん喜多さん」(id:zom-1:20050422#p2)の時みたいな印象。多分、この原作の映像化がムチャだった気がする。茶山半郎、大臼延珍(永瀬正敏)などに時々感じる、シュール感とかはいいんだけど。

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