電子竹林:Blog

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「止められるか、俺たちを」

白石和彌監督。1969年、吉積めぐみ(門脇麦)は助監督を目指し、オバケこと秋山道男(タモト清嵐)の紹介で若松孝二(井浦新)の若松プロダクションに入る。そこの監督の足立正生(山本浩司)、助監督のガイラこと小水一男(毎熊克哉)、沖島勲(岡部尚)たちによる現場に翻弄され、そして荒井晴彦(藤原季節)なども加わってくるが…。1969年からの若松プロダクションの話、その時代感や、当時のメチャな撮り方や、モロモロはかなり貴重なエピソードばかりで面白い。この時代や若松孝二に興味があるなら興味持てるだろうし、好きだろう。反面、やや懐古主義的な描き方は、若松孝二ならどう思うかなどと考えてしまう。やや後ろ向きで、若松孝二の疾走感とは対局な感じ。ところでこのタイトルは「カメラを止めるな!」を意識してる、偶然??

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