川村泰祐監督。ガンの宣告を受けた野宮透(横浜流星)は元バンドマンの旧友・龍也(飯島寛騎)と再会。その帰りに相川比呂乃(成海璃子)が落とした詩人・伊藤凪(清原果耶)の詩集を拾うが…。「キセキ あの日のソビト」に続くGReeeeN楽曲映画化の第二弾。ダブル不治の病モノだけど重くなりすぎないのはいいが、なんか現実離れしすぎな感じがする。男優陣は冴えない、女優陣はまあまあ。「キセキ」の時の兼重淳監督ほどの心理的な繊細さは感じられなかったな。「雪の華」も楽曲映画化だけど、どれもオリジナルだけに脚本が雑な印象。
