電子竹林:Blog

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「七つの会議」

福澤克雄監督、池井戸潤原作。東京建電の営業一課のぐうたら社員・八角(野村萬斎)の上司、坂戸(片岡愛之助)がパワハラ騒動で左遷、代わりに二課の原島(及川光博)が課長となる。原島、寿退社前の優衣(朝倉あき)は営業部長・北川(香川照之)などの態度にも疑問を感じるが、そこには社長・宮野(橋爪功)、副社長・村西(世良公則)、親会社のゼノックスの梨田(鹿賀丈史)、徳山(北大路欣也)を巻き込む事件が隠されていた…。原作未読でドラマ版も未見。「スキャナー」 ではダメだった野村萬斎の現代劇でのオーバーアクションは、まあギリギリ抑えられていたか。物語的にはビジネスのミステリーとしては面白いし、社会性もある。かなり役者が揃えられているが、どれも癖ありすぎ。それほど活きていなかった。クレジットまで世良公則は気づかなかった、驚き。

http://nanakai-movie.jp/