古新舜監督。ある事件で不登校になった琴浦史織(福地桃子)は、太鼓を教わった祖母の見舞いをきっかけに屋久島に出かけ、偶然に出会ったロボットと仲良くなり始める。一方、半身不随になった星空(柳喬之)は病院のベットにいたが…。ややマイナー公開か。和太鼓にロボットに屋久島ってナゾな組み合わせだなと思ってたけど、上手い展開で、最後もそれなりに盛り上げる。演出はややベタな部分も多いけど嫌いじゃない。テレプレゼンスの正しい使い方を物語で上手く見せている。「HINOKIO」を思い出させたけど、こっちの方がずっと上手い。宇宙飛行士を目指していて種子島まで行くのに打ち上げシーンが出てこないのは、これは予算的な問題か?? 「秒速5センチメートル」のシーンを思い出した、ちょっと残念。
