平松恵美子監督、久保つぎこ原作。戦争末期の1945年、戸越保育園の園長・脇本(田中直樹)は保育園の疎開を決定、保母の板倉楓(戸田恵梨香)、野々宮光枝(大原櫻子)たちは子供たちを連れ埼玉の疎開先の荒れ寺へ向かうが…。疎開保育園の話、もうすぐ東京大空襲の日だから今の公開なのかもしれない。空襲シーンなどは少なくシリアス過ぎずに笑いも入れつつ、大原櫻子や戸田恵梨香の強い保母を描けているのは山田洋次っぽい印象。平松恵美子の前作「ひまわりと子犬の7日間」 よりいい感じ。SLで向かう疎開先が桶川なんだけど、桶川って大宮から高崎線で15分のトコ…、桶川って疎開先だったのか。
