電子竹林:Blog

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「ふたりの女王 メアリーとエリザベス」-Mary Queen of Scots-

ジョージー・ルーク監督。メアリー・スチュアート(シアーシャ・ローナン)はフランス王フランソワ2世崩御により18歳で未亡人となり故郷スコットランドに帰国するが、マリ伯爵(ジェームズ・マッカードル)やプロテスタント長老派ジョン・ノックス(デビッド・テナント)はメアリーに反発する。一方、イングランドを統治するエリザベス1世(マーゴット・ロビー)はレスター伯(ジョー・アルウィン)、ランドルフ(エイドリアン・レスター)、次女ベス(ジェンマ・チャン)たちに支えながらも後継者問題に悩んでいた。そしてメアリーはダーンリー卿(ジャック・ロウデン)と結婚する事になるが…。映画的には「エリザベス」「エリザベス ゴールデン・エイジ」 の間の時代かな。メアリーとエリザベス一世の関係の話だけどメアリーが中心の物語で、メアリー側からエリザベスを見ているので別の良さがある。歴史物としてはドロドロ感があって面白い。けど、人間関係や宗教関係はそれなりに複雑で予備知識が必要かもしれない。監督はロンドン演劇界の演出家でこれがデビュー作。

http://www.2queens.jp/