電子竹林:Blog

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「ブラック・クランズマン」-BlacKkKlansman-

スパイク・リー監督、ロン ストールワース原作。1979年、コロラド州コロラドスプリングスの警察署、初の黒人刑事ロン・ストールワース(ジョン・デビッド・ワシントン)は電話でKKKの入団面接の約束に成功。代わりに同僚フリップ・ジマーマン(アダム・ドライバー)が面接に出向きKKKのウォルター(ライアン・エッゴールド)を騙し、幹部のデューク(トファー・グレイス)にたどり着こうとするが…。黒人刑事がKKKに潜入捜査って宣伝文句はちょっと話盛りすぎな感じだが、でもこれが実話ベースっていうのはなかなか凄い。1979年のKKKというのも想像を超えていて人種差別の根深さを感じる。なんで電話だけロンが担当するの、などちょっと疑問があって、その辺の実話を元にしての違和感はかなり残る。流れがギクシャクしがち。そして「國民の創生」はやはり基礎知識なんだよなあと実感した。アダム・ドライバーは相変わらず朴訥としながらの芸達者。パトリス・デュマス(ローラ・ハリアー)も魅力的。

http://bkm-movie.jp/