電子竹林:Blog

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「天気の子」

新海誠監督脚本原作。高校生の森嶋帆高(醍醐虎汰朗)は離島から家出し、雨が降り続く東京へやってきたが仕事もなく、須賀(声:小栗旬)と夏美(声:本田翼)だけのオカルト雑誌ライターのプロダクションでバイトを始める。そして都市伝説となっていた100%の晴れ女という天野陽菜(森七菜)と偶然出会うが…。「君の名は。」よりもさらに新海誠のアクの強さは薄まっているかな。いいファンタジー風味の恋愛ものとして成立している。「君の名は。」ほど複雑な構成でもなくて誰でも分かりやすい。全体によく出来ているなという印象を受ける。山手線をぐるっとした東京の風景の使い方はいいけど、いろいろなタイアップはかなりしつこい感じがするなあ。特にバニラは違和感ありあり。気候変動をモチーフとしていると考えると、いろいろ考えさせる。そして東京の東側の人はどう見るのか気になる。

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