オットー・バサースト監督。中世イングランドのノッティンガム、若き領主ロビン・ロクスリー(タロン・エガートン)はマリアン(イブ・ヒューソン)と結婚するが、すぐに十字軍に徴兵される。4年後、ケガによりロビンは帰国するが、ノッティンガム州長官(ベン・メンデルソーン)により政治は腐敗し、領地は没収されていた。ロビンは元敵のジョン(ジェイミー・フォックス)の協力により反逆を開始するが…。13世紀の物語はずだが服装やら細部の時代考証はまったく適当、その辺はかなりエンターテイメント重視な感じ。キャラやアクション含めて全体にはアメコミの映画化みたいなノリ。今までの義賊のイメージよりはルパン3世みたいだし。そう思えばそれなりに面白い。これに比べるとリドリー・スコット版「ロビン・フッド」はずっと重厚。監督は初長編映画初としては、まあ成功か。原題「Robin Hood」で、わざわざビギニングにする必要もないのだが、これは続編作る気かなあ。