電子竹林:Blog

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「エンド・オブ・ステイツ」-Angel Has Fallen-

リック・ローマン・ウォー監督。シークレットサービスのマイク・バニング(ジェラルド・バトラー)は戦友ウェイド(ダニー・ヒューストン)の軍事企業サリエントで訓練をするが、体調不良で引退を考えていた。G20を前にロシア脅威論がある頃、トランブル大統領(モーガン・フリーマン)の休暇中にドローン攻撃を受け、マイクは容疑者としてFBIのトンプソン(ジェイダ・ピンケット・スミス)たちに疑われるが…。「エンド・オブ・ホワイトハウス」「エンド・オブ・キングダム」に続くシリーズ三作目、監督は毎回違う。多量の無駄死、無駄に派手、警備が堅固なようで超甘いという共通点は同じだが今回が一番マシな印象。スピード感も敵役もいい。なんと言っても、中盤から父親クレイ(ニック・ノルティ)の存在がアクセントを与えて面白さを増している。若者はニック・ノルティなんて馴染みがないかもしれないが、彼の存在なくして今回の面白さは出なかった。原題がFallenで統一して守護天使が堕ちる Guardian angel Has Fallen、なんてシャレているのに邦題はエンド統一で面白みがない。

http://end-of-states.com/