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「イップ・マン 完結」-葉問4 Ip Man 4-

ウィルソン・イップ監督。1964年香港、詠春拳のイップ・マン(ドニー・イェン)は弟子ブルース・リー(チャン・クォックワン)の招待と息子の留学のためにサンフランシスコに渡る。イップ・マンは中華総会の会長で太極拳のワン・ゾンホア(ウー・ユエ)、その娘ルオナン(ヴァンダ・マーグラフ)と出会い、さらに空手家の海兵隊軍曹バートン(スコット・アドキンス)と対立する事になるが…。「イップ・マン 継承」に続くシリーズ四作目で最終作。シリーズの中では、脚本の展開や人物、編集も一番いい。自然でありながら盛り上がりがある。中国人同士の対立からさらに西洋人との対決、と基本軸が一緒だけど、それでもずっと上手い。1964年の海兵隊が空手全盛ってのがちょっとひっかかるが、まあ目をつぶるか。ドニー・イェン詠春拳は初期の方が迫力あるけど、今回のはカンフーも全体に安定感あるなあ。監督は一緒だけど、上手くなったという事か。ルオナン役のヴァンダ・マーグラフが魅力的なんだが、活躍シーンは少ない。

https://gaga.ne.jp/ipman4/