電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

「コンフィデンスマンJP プリンセス編」

田中亮監督。シンガポールで世界的富豪の当主レイモンド・フウ(北大路欣也)が死去。その3人の子供、クリストファー(古川雄大)、ブリジット(ビビアン・スー)、アンドリュウ(白濱亜嵐)の前で執事トニー・ティン(柴田恭兵)が発表した10兆円の資産の後継者は誰も知らない末っ子ミシェルだった。詐欺師のダー子(長澤まさみ)、ボクちゃん(東出昌大)、リチャード(小日向文世)たちは、偶然に知り合ったコックリ(関水渚)をミシェルに仕立てようとするが…。「コンフィデンスマンJP」に続いて劇場版第二弾、まあ全体にはノリも出来も同じぐらいかな。ゲストを一人加えてチーム作って海外でコン・ゲーム、さらにゆかりの人物が絡んでくるという構図はまるで同じ。無理に日本人俳優で固めるのも同じだな、かなり不自然だけど。ビビアン・スーは懐かしい。ドラマ版が好きなら満足だろうが、コン・ゲーム映画としてはネタやテクニックや完成度の低さでやはりちょっと不満かな。三浦春馬は意外に出番多くてちょい物悲しい。香港の珍寶王國のシーンは無理やりだが唯一、斬新なアイデアと思った。珍寶王國の閉店が決まってから数ヶ月だと思うが、よく脚本書けたな(まさか偶然??)。

https://confidenceman-movie.com/