電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

「映像研には手を出すな!」

英勉監督、大童澄瞳原作。芝浜高校の映像研、設定命の浅草みどり(齋藤飛鳥)、読者モデルでアニメーターの水崎ツバメ(山下美月)、プロデューサーの金森さやか(梅澤美波)。金森は大・生徒会による統廃合に先手を打ってロボット研とのコラボを計画、同人作品即売会を目指すが…。原作未読、湯浅政明版のアニメ版は大好き、ドラマ版は一応観たけどがっかり。で、映画版はドラマ版のがっかり感を三乗したぐらいな印象。デカイ画面の分、細かいアラが目立ってかなりマイナス。その上に、コロナの影響なのか映像の使い回しが多くかなり手抜き感を感じる。女優陣の演技は期待してないのだけど、美人が美人じゃない役作りをするのはこの物語では本質的に間違っている気がする。特に浅草氏は、容姿は冴えないけど設定を語り出すと生き生きして輝いて見える、そんなキャラを期待しているのだけどなあ。劇場では、音響がいいから百目鬼の出す音の響き方が良い。

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