電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

「ゴジラvsコング」-Godzilla vs. Kong-

アダム・ウィンガード監督。特務機関モナークの髑髏島第236前哨基地での収納が難しくなるほどに巨大化したコングは移送される事になり、言語学者アイリーン(レベッカ・ホール)、少女ジアたちも同行する。またマディソン・ラッセル(ミリー・ボビー・ブラウン)と友人ジョシュは、陰謀論ポッドキャストのバーニー・ヘイズ(ブライアン・タイリー・ヘンリー)とともにエイペックス・サイバネティクスを調査しようとする。一方、エイペックスのウォルター・シモンズ(デミアン・ビチル)と芹沢猪四郎博士の息子・蓮(小栗旬)はゴジラ用新兵器のため、地球空洞説のネイサン・リンド(アレクサンダー・スカルスガルド)の協力を求めるが…。全体にスピード感ある展開と、ダイナミックで迫力ある怪獣アクションがうまく融合していてエンタメ作品としては悪くない。これだけのケレン味ある怪獣の映像は、日本映画ではもはや作れない気がする。世界に通用する物語も作れないかな。人間側のドラマといえば、ちょっとバラバラになりすぎでまとまり感が欠けるし、キャラは多いがそれぞれに魅力も薄い。でもまあ、怪獣映画としてみれば悪くない。あと地球空洞説を持ってくるのは驚いたが、それも観ていると納得してしまうパワーはあるな。異次元世界の方がまだ納得できるのに。次回作も次次回作もうまく企画できそうなベースが整った。小栗旬は白目ばかり話題になって可哀想。

https://godzilla-movie.jp/