電子竹林:Blog

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「プロミシング・ヤング・ウーマン」-Promising Young Woman-

エメラルド・フェネル監督脚本。キャシー(キャリー・マリガン)は元医学生だったが親友のレイプ事件のせいで退学、今はコーヒー店の従業員。夜はバーで泥酔したふりをして男たちを制裁していたが、ある時、昼の仕事中、かつての学友ライアン(ボー・バーナム)と再会するが…。2021年アカデミー賞脚本賞。女性の復讐劇と予告編では思っていたが、観てみるとそう簡単にまとめてはいけないような話、結構複雑。女性監督によるオリジナル脚本、これが初長編監督というのは素晴らしい。全編毒に満ちているんだが、結構ありそうな話。これは社会が毒に満ちているってことだろうか。ラストへの展開はなかなかに面白い。印象的な終わり方ではある。ひねりはないけど。

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