電子竹林:Blog

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「とんび」

瀬々敬久監督、重松清原作。1962年瀬戸内海の備後市、運送業者のヤスは幸恵(大島優子)との間に長男ができるが、事故により幸恵は死去。息子の旭(北村匠海)は、寺の照雲(安田顕)、居酒屋のたえ子(薬師丸ひろ子)たちみ見守られながら育つが、ヤスをおいて東京の大学へ進み、由美(杏)のいる出版社に就職するが…。松清の原作もそれほど好きではなかったのだけど、その感動場面の演出がなんとも古臭い。全体に昭和臭が強く、阿部寛「ALWAYS 三丁目の夕日」の鈴木オートみたいだし。原作ではもうちょいヤスに感情移入できたんだけどなあ。

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