電子竹林:Blog

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「アムステルダム」-Amsterdam-

デビッド・O・ラッセル監督。1930年代ニューヨーク、退役軍人相手の開業医バート(クリスチャン・ベール)と弁護士ヴァレリー(マーゴット・ロビー)は第1次世界大戦の戦地で知り合い、終戦後にオランダのアムステルダムで一緒の時間を過ごした仲間だった。あるとき、ミーキンズ将軍の娘リズ(テイラー・スウィフト)と会ったことから殺人事件の容疑者になり、真犯人を探すうちにかつての仲間ヴァレリー(マーゴット・ロビー)と再会するが…。ハードボイルドでミステリーな展開だが実は社会派、全体にはオフビート感がある不思議な映画。米国のナチスファシスト退役軍人、クーデターの黒歴史「ビジネス・プロット」に収束していく背景の作り方がうまい。いまの時代の不安を暗示するような、硬派な物語になっている。結構、好きな映画だが好みはあるかも。役者の揃いかたが半端なくスゴい。アニヤ・テイラー=ジョイの顔は、どの映画でも飛び抜けているな^^。ラミ・マレックもそうか。ディレンベック将軍 (ロバート・デ・ニーロ)もいい役どころ。

https://www.20thcenturystudios.jp/movies/amsterdam