電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

「線は、僕を描く」

小泉徳宏監督、砥上裕將原作。大学生の青山霜介(横浜流星)は、西濱湖峰(江口洋介)との設営現場のアルバイトで水墨画と出会い、篠田湖山(三浦友和)に学ぶことになる。しかし、湖山の孫・千瑛(清原果耶)は霜介をライバル視するが…。原作未読。水墨画がモチーフで、同監督の競技かるたを舞台にした「ちはやふる」と比べてしまうなあ。主人公・霜介の素質、努力、葛藤、ライバルなどなどの要素はかなり弱いかなあ。個人的には水墨画は好きなので、全体的には好きなんだけどドラマ性はちょっと残念。水墨画の技術的な説明は意外に少なく、映像だけで見せている。そこは面白い。江口洋介が突然にかっこいいところは見どころではあった。

https://senboku-movie.jp/