電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

「かくカク遊ブ、書く遊ぶ」

大沢在昌  小学館文庫。大沢在昌があちらこちらに書いてあるのを、ホントにかき集めて作ったエッセイ集。オール読物、産経新聞野性時代、週間文春、Number、将棋世界中日新聞…まだまだ続く(^^;)、このかき集め方が凄い。しょうがないだろうけど、ここまで色んな所から集めてくると話が重複しているのが残念。大きく分けて父親からの影響が大きい子供時代と、小説に目覚めた学生時代、1979年に「感傷の街角」で小説推理新人賞を取った後の売れない時代。しかし、文筆家でもない父親が一万冊近い蔵書を持っていたというから凄い。