電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

「透明人間」-The Invisible Man-

リー・ワネル監督脚本。セシリア・カシュ(エリザベス・モス)は夫の科学者エイドリアン(オリバー・ジャクソン=コーエン)の束縛に耐えかね、妹の協力で逃げ、刑事ジェームズ(オルディス・ホッジ)とその娘シドニー(ストーム・リード)の家に隠れ住んでいた。しかしエイドリアンの自殺が報道される。セシリアは、エイドリアンの弟である弁護士トム(マイケル・ドーマン)から夫が莫大な財産を残した事を知らされるが、彼女の周辺で奇妙な出来事が起き始める…。「ソウ」シリーズの脚本家、リー・ワネルが監督脚本。予告編でもこれはイケるのではと思ったが、なかなか良かった。全体に精神にひっかかるホラーっぽい映像、そしてサイコスリラーな展開もいいし、脚本がホントよく出来ている。2時間、超ー緊張しっぱなしで疲労困憊。予備知識なしで観たほうがより楽しめそう。

https://toumei-ningen.jp/

「イップ・マン 完結」-葉問4 Ip Man 4-

ウィルソン・イップ監督。1964年香港、詠春拳のイップ・マン(ドニー・イェン)は弟子ブルース・リー(チャン・クォックワン)の招待と息子の留学のためにサンフランシスコに渡る。イップ・マンは中華総会の会長で太極拳のワン・ゾンホア(ウー・ユエ)、その娘ルオナン(ヴァンダ・マーグラフ)と出会い、さらに空手家の海兵隊軍曹バートン(スコット・アドキンス)と対立する事になるが…。「イップ・マン 継承」に続くシリーズ四作目で最終作。シリーズの中では、脚本の展開や人物、編集も一番いい。自然でありながら盛り上がりがある。中国人同士の対立からさらに西洋人との対決、と基本軸が一緒だけど、それでもずっと上手い。1964年の海兵隊が空手全盛ってのがちょっとひっかかるが、まあ目をつぶるか。ドニー・イェン詠春拳は初期の方が迫力あるけど、今回のはカンフーも全体に安定感あるなあ。監督は一緒だけど、上手くなったという事か。ルオナン役のヴァンダ・マーグラフが魅力的なんだが、活躍シーンは少ない。

https://gaga.ne.jp/ipman4/

「お名前はアドルフ?」-Der Vorname-

ゼーンケ・ボルトマン監督。ライン川のほとりのボン市。大学教授のステファン(クリストフ・マリア・ヘルプスト)と妻エリザベス(カロリーネ・ペータース)は、実業家の弟トーマス(フロリアン・ダービト・フィッツ)とその恋人アンナ(ヤニナ・ウーゼ)、友人の音楽家レネ(ユストゥス・フォン・ドーナニー)を招いて自宅でディナーをするが、トーマスが自分の子供にアドルフと名付けると言い出す…。フランスの演劇をドイツで映画化。アドルフという名前の騒動は、フランスとドイツでは随分と感覚が違いそうでその辺は気になる。命名騒動は出だしだけで、その後の二転三転とする争いの展開は面白い。思ったより広がりがある。とは言え、ほぼ一部屋で終わる演劇的空間で、結構地味な話ではあるな。

http://www.cetera.co.jp/adolf/

「レイニーデイ・イン・ニューヨーク」-A Rainy Day in New York-

ウッディ・アレン監督。大学生のアシュレー(エル・ファニング)がNYで映画監督ローランド・ポラード(リーブ・シュレイバー)へのインタビューをする事になり、恋人でNY育ちのギャッツビー(ティモシー・シャラメ)が街を案内する事になる。NYでギャッツビーは友人の妹チャン(セレーナ・ゴメス)と偶然に再会、アシュレーはローランド監督からテッド・ダヴィドフ(ジュード・ロウ)、俳優フランシスコ・ヴェガ(ディエゴ・ルナ)と出会って行くが…。「女と男の観覧車」と同じ2018年の映画がMeToo運動のウディ・アレンへの影響で公開中止になっていのがやっと日本で公開。米国ではいまだ未公開。設定的には良い感じ、何より監督のホームであるNYで撮っている事と映画業界を舞台にしている事により、伸び伸びしている。細かいネタの入れ方も上手い。「女と男の観覧車」よりはずっとマシだったけどちょっと冴えないトコはあるなあ。スノッブすぎるのかも。最後の方の展開と新事実はちょっと上手いと思った。

https://longride.jp/rdiny/

「チア・アップ!」-Poms-

ザラ・ヘイズ監督。マーサ(ダイアン・キートン)はガンの治療を諦め、ひとりシニアタウンに越して来る。隣人のシェリル(ジャッキー・ウィーバー)の進めで、マーサはかつて諦めたチアリーディングを始めるためにクラブを結成。未経験者8人を集め、シェリルの孫ベン(チャーリー・ターハン)、クロエ(アリーシャ・ボー)を巻き込んでいくが…。シンプルでヒネリもない展開だが、基本にはいい話としてうまくまとまっている。かなりコンパクトな印象で、ちょっとメリハリはないかな。ヴィッキー(シリア・ウェストン)とか悪役側が弱いからかもしれない。シニア用タウンの描き方とか上手い、ダイアン・キートンが終始いい感じ。物語的にはもう一歩なんだけどな。

http://cheerup-movie.com/

2020年上期 日本映画ワースト3

大した量を観てないので書くべきか迷ったが習慣なのでやはり作っておく。上期に劇場で観た映画は66本、コロナの影響で例年の6割ぐらい。そのうち日本映画は24本。日本映画の方がずっと少ないのはなぜだ??

-> 2019年日本映画ワースト5 - 電子竹林:Blog

2020年上期 日本映画ベスト5

大した量を観てないので書くべきか迷ったが習慣なのでやはり作っておく。上期に劇場で観た映画は66本、コロナの影響で例年の6割ぐらい。そのうち日本映画は24本。日本映画の方がずっと少ないのはなぜだ??

-> 2019年日本映画ベスト10 - 電子竹林:Blog