電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

Food

「おいしく、食べるの科学展」

日本科学未来館。ここの企画展は「地下展」(id:zom-1:20071222#p2)、「脳!」(id:zom-1:20060419#p2)などイマイチなのが多いけど、今回はさらにヒドイ。スポンサーである味の素、マクドナルド、添加物協会の宣伝展示みたいなもん。事業仕分けでの毛利館長には…

「聞き書き横濱中華街物語」

林兼正、小田豊二。萬珍楼の社長・林兼正が語る、華僑と横濱中華街の150年の物語を小田豊二がまとめたもの。文体はおしゃべりのようで軽く、読みやすい。興味がある人には面白い内容。生まれ育った場所のご近所さんなので、ちょっと昔の話など興味深い話は多…

「薬蜜本舗 」

中華街の「薬蜜本舗」というハチミツ専門店を発見したのでティーラウンジに休憩がてら入ってみる。ライチ、龍眼、杞子、ウイキョウなどなど中国産の珍しいものばかり。ヨギティー(チョコレートフレーバー)にショウシ蜂蜜という微妙なモノの飲んでみたが、な…

六本木ラグラップ(LaGrappe)

ライブの二次会+誕生会。夏の野菜、夏の魚の仕上げ方がよいなあ。みんな火の通りが絶妙。豚の血のソーセージの解け具合とか最高。夜遅くなって、デザート食べずに先に帰ったのが残念。 http://la-grappe.net/

「寿司屋のカラクリ」

大久保一彦。「とんかつ新宿さぼてん」で多店舗化を成功させ、現在フードコンサルタントの著者による寿司店の経営。寿司そのものの話ではなく、回転寿司(銚子丸)、庶民的立ち寿司(寿し常)、高級店(第三春美鮨)、地方、海外などの経営とネタの話が面白い。反…

「スキニービッチ 世界最新最強!オーガニックダイエット」

ロリー・フリードマン&キム・バーノウィン。LAのモデルによる100万部を売ったベストセラー。アネゴ調(?)文章な割には科学的指向、ややフードファティズム。オーガニック、牛乳有害説、完全ベジタリアン、豆腐好きなところがLAっぽい。共感出来る部分もそれな…

クリスマス前のお台場

お台場も中国旅行客多数、中華バイキングでお昼食べてた。日本に来てなぜ中華なんだろうか…。昼ごはんは台場小香港にある鴻星海鮮酒家。香港に本店がある店だが(随分と言った、最近は行ってないけど)、本店が泣くような味。 http://www.hungsing.co.jp/

「おいしいハンバーガーのこわい話」

エリック・シュローサー。ウィスコンシン州シーモアの近く、チャーリー・ナグリーンという少年が家畜品評会でミートボールをつぶしてパンに挟んで売ったのがハンバーガーの始まり。子供の味覚を奪う、マックジョブ、フライドポテト工場、精肉工場、ミスター…

「世界屠畜紀行」

内沢旬子。日本、韓国、モンゴル、インド、米国など様々の国の屠畜のレポート、面白い。月刊「部落解放」に連載されていたというのは途中で知ったのだけど、偏見や差別という視点はそれほどは強くない。モンゴルなどで屠畜を差別する意味が分からないような…

「成功はゴミ箱の中に~レイ・クロック自伝 世界一、億万長者を生んだ男-マクドナルド創業者」

レイ.A.クロック、ロバート・アンダーソン。ミキサーのセールスマンだったレイ・クロックが、マクドナルド兄弟の店の繁盛を見てフランチャイズ事業を始めようとする(当時52歳)…自伝。成功を信じて努力するビジネスマンの姿はいいのだが、そのビジネスがもた…

ラパン・ノワール くろうさぎ

秩父・自家培養天然酵母パン。羊山公園に行ったついでに寄る。胡桃満月、第十回カリフォルニアレーズンコンテスト審査員特別賞受賞の「びっくりレーズン」、ナッツスティックなど。カンパーニュが欲しかったけど売り切れていたみたい。自家培養天然酵母、国…

サンフランシスコの食事

ラスベガスでガイドブックを無くして場所の見当が着かないでホテルに到着してしまったが、とりあえず目の前を走っているケーブルカーに飛び乗ってみる。終点で降りると何やら蟹臭いので歩いていくとフィッシャーマンズワーフだった。一番混んでいる「Sabella…

「食品の裏側~みんな大好きな食品添加物」

安部司。コーヒーフレッシュの中身は水と油と添加物、廃棄寸前の肉に添加物を加えてミートボールに仕上げ、パックサラダは殺菌剤のプールで消毒される、食の裏側の世界を食品添加物商社の元セールスマンが語る…。内容的には知っているので、ファーストフー…

「子どもの成長は、6歳までの食事で決まる」- Feeding Your Child for Lifelong Health -

スーザン・ロバーツ(タフツ大学栄養学教授)、メルヴィン・ハイマン(UCSF小児科教授)。二人の共同研究により解明された「メタボリック・プログラム」と呼ばれる機能、乳幼児(0~6歳)の食事がその子の一生に及ぶ健康と知能に影響を与えるという解説と実践。子…

「ビタミンショック-暴かれた害と効用 」

ハンス・ウルリッヒ・グリム、イェルク・ツィットラウ。著者はドイツの雑誌記者、あまり情報が無いが専門家でも無いみたい。出版も家の光とJA系な所を差し引いて読むと、どこまで根拠があるのか分からないが、ま、自然なもので栄養を取りましょうって所だけ…

「小肥羊火鍋」

ついに日本上陸、渋谷にオープンらしい(http://www.hinabe.net/)。スープはどうだろうか、辛さはどうだろうか、色々気になる。 香港で行ったの話→(https://zom-1.hatenablog.com/entry/2005/05/08/000002) 香港の銅鑼湾店の写真は→(http://homepage.mac.com…

「狂食の時代」

ジョン・ハンフリース。著者は英国のジャーナリスト、主に英国を中心とする食品問題、農薬、化学肥料、薬漬けの養殖魚、家畜への抗生物質、遺伝子組み換え、新種の食中毒などなど。食問題の本は多く目を通しているので新鮮さは無いが、まとまっているし分か…

「私の牛がハンバーガーになるまで」-Portrait of a Buger as a Young Cal - Peter Lovenheim

ピーター・ローベンハイム。牛はどうやってハンバーガーになるのか、という興味から自ら子牛を飼い、育て、解体、ハンバーガーにするまでを実体験とし食問題を探る…実体験という点では「スーパーサイズ・ミー」(id:zom-1:20050204#p1)みたいに面白いのだけど…

「UDON」

本広克行監督。NYでのコメディアンの夢も破れ、讃岐の頑固なうどん屋の親父(木場勝己)の元へ戻った松井香助(ユースケ・サンタマリア)は、偶然に知り合ったタウン情報誌編集者の恭子(小西真奈美)と共にうどんの魅力に目覚める…。麺通団(http://www.mentsu-dan…

「黒酢バー」

新橋駅のエキナカ店、6/29オープンしたばかりで結構混雑。純粋玄麦黒酢150円、リンゴ酢バーモンド230円、ビネガーシェイク・パイナップル350円などなど。前に並んでいた女性四人は何故かすべてリンゴ酢類だった。私は黒酢豆乳250円。飲みやすいが結構黒酢の…

揚げ筍の肉味噌あえ

このシーズン最後、親戚の竹林の水煮筍をもらったので料理。1) 一口大の筍に片栗粉をまぶして揚げる。2) 豚肉、豆板醤、甜面醤、大蒜、ネギで肉味噌を作って水とき片栗粉でちょいとトロみをつけて1)とあえて出来上がり。薄味で筍の風味を出すのがコツでしょ…

「窯焼きパン工房ゼルコバ」

パン・マニアの間では有名。同じ市内ながら、余りに不便な場所なのでずっと前に一度しか行った事なかった。遠く大船、川崎からの友人と共に向かう。歩くと西武立川から徒歩10分以上…この後に昭和記念公園に行ったのでタクシー利用だったけど。車で来ている…

「考える胃袋-食文化探検紀」

石毛直道、森枝卓士。食の民族学者と写真家の対談集だが、二人とも世界中、特に奥地での食体験が凄すぎ…面白い。特に専門だけあって、麺と発酵食品の話は深い。最終章で語る、現在の食文化の憂いは読む価値ある。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/…

「中華料理四千年」

譚ろ美。中国料理の文化史的の様々な話題。その源流、各地の料理の特色は、歴史的な知識を盛り込んだ内容は豊富。後半は比較的バラバラなトピックで、広東粥、医食同源、北京ダック今昔、満漢全席など。面白かった。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/AS…

「タマネギはガン・心血管病・ぜんそく・骨粗鬆症にも有効-最新の科学が証明する多彩な効用」

斎藤嘉美。内容はタイトル通り、タマネギを食べ続けていれば様々な病気のリスクが下げられるという内容を、多くの医学的論文の引用や自分の臨床実験で解説している。一般的な健康食品モノよりはしっかりした内容。逆に医学的解説も多く難しい部分も多いが、…

「中華文人食物語 」

南條竹則。中国の文人に関する料理の雑学。蘇東坡の東坡肉、李鴻章のチャプスイ、虞美人=霸王別姫(スッポンと鶏のスープ…これは美味しかった!)などなど。他にもナマコ料理、犬料理など様々。漢詩の引用などちょっと堅いけど、内容は中国料理好きなら楽しめる…

「タイ式」

矢崎葉子。タイの若者たちがビジネスで成り上がっていくタイ式ドリームのドキュメント…だと思っていたらかなりシビアな内容。海老養殖のバブルと、その崩壊が詳細に描かれている。稚エビの養殖場=ファーム・グン(グンは蝦)、稚エビ→生体エビの養殖場ナー・…

「火の料理 水の料理」

木村春子。中国料理全般の本、基本的な所から専門的な所までかなり面白い。深い知識と経験に裏打ちされている。火の料理、水の料理とタイトルに集約されている様に食文化的な背景の考察がよくまとまっている。火と水、ソロの美しさとハーモニーの美しさ、視…

「飲むお茶、食べるお茶-ミャンマー紅茶物語」

磯淵猛。紅茶研究家の著者と、新大久保のミャンマー料理店「ヤッタナー」の主人イーミンが出会い、イーミンの父の紅茶B.Dブラザースのルーツを訪ねミャンマーを旅する。ミャンマー(ビルマ)という風土と歴史、その食文化、茶文化の様々な謎が旅とともに明らか…

香港「東寶小館」2005/4/23

香港北角渣華道街市2F。香港初日、夕方に着いたホテル(City Garden Hotel=城市花園酒家)で一休み。ホテルが炮台山なので、ブラブラと北角の方へ歩くとすぐに渣華道街市。空いていたら食べようと思って聞いてみると、まだ7時ちょっと前なのでなんとか入れた。…