電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

1996-01-01から1年間の記事一覧

1996年に観た映画のリスト 188本

1.4 デスペラード 1.4 リトル・オデッセイ 1.7 南京の基督 1.7 リミュエールの子供たち 1.13 BeRLiN 1.13 日本製少年 1.14 デッドマン 1.16 男はつらいよ 1.16 サラリーマン専科 1.20 推手 1.20 ゴジラVSデストロイヤー 1.23 暴走特急 1.27 セブン 1.29 スト…

「ピノキオ」 - Pinocchio - 96/12/28

すなおに「ピノキオ」そのままのストーリ。あまりにそのままで、それほどの感動はないのだけど、やはり「ピノキオ」には「星に願いを」が無いと淋しいなあ、というのが感想(^^;)。見所としては、やはりCGを使ったピノキオですが、もう違和感もなくすんなりと…

「月とキャベツ」 96/12/29

この篠原哲雄監督の「草の上の仕事」というのが気になっていて、観ていないのを残念に思ってました。で、「月とキャベツ」は楽しみにしてました。で、結果的に実に気に入ってます。傾向的には「この窓は君のもの」みたいな今時少ない純愛ストーリ。曲が作れ…

「金田一少年の事件簿」 96/12/29

「オペラ座館殺人事件」。まあ、それなりですが、映画にするならTVシリーズのメンバーで作った方がずっと面白いと思う。

「デイライト」- Daylight - 96/12/23

ロブ・コーエン監督。N.Y.の海底トンネル事故からの生還を描く。主演はシルベスター・スタローン。パニック映画の分野だけに、「ポセイドン・アドベンチャー」を意識し過ぎているような気がする。生存者の人間ドラマを描きたかったのだろうけど、人間のポイ…

「グース」- Fly Away Home - 96/12/22

キャロル・バラード監督。美しい映像に美しい音楽、それに感動的なストーリを組み合わせればいい映画になるに決まっている。単なる動物感動モノとしてこの映画を見るのは間違っています。感動を生むストーリの上に、美しい映像と、美しい音楽を丁寧に重ねる…

「ジャイアント・ピーチ」 - James And The Giant Peach - 96/12/21

ヘンリー・セリック監督、ロアルド・ダール原作「おばけ桃の冒険」。「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」ほどの感動は無かったけど、面白かった。技術的には「ナイトメア…」よりも、よりうまくなっている感じがします。CG処理も多くなっている気がするけど…

「ジングル・オール・ザ・ウェイ」 - Jingle All The Way - 96/12/20

ブライアン・レヴァント監督。クリスマス時期、ファミリー向けの可もなく不可も無い映画。とは言っても、まるで期待してなかっただけに思ったより良かった。ストーリは単純で、シュワルツェネガー演じる仕事一途な父親が、日頃の罪滅ぼしのために息子のクリ…

「ファイナル・プロジェクト」96/12/16

ジャッキー・チェンの新作ですが、これは好きです。ジャッキー・チェンはまるで衰えてません。実に面白い。最初、ちょっとノリが悪いかなと思ったけど、走り出すともうのめり込めました。全編、007のパロディっぽくて、最初はロシアのスキー・チェイス。この…

「マチルダ」96/12/14

監督はダニー・デビート。主演もしてます。コメディアンでもある彼は、監督としても頑張っているけど、今一つ、これだという作品は撮れてない。でも、この映画は今までの中では一番好きです。天才少女マチルダは、まるで堕落した一家の中で育ち、図書館の本…

「ザ・クラフト」- The Craft - 96/12/14

アンドリュー・フレミング監督。神秘的なものに興味ある4人の女子高校生が、黒魔術を身につける。魔法自体の恐ろしさを体験する事になるオカルトもの。4人のそれぞれが、何らかの悩みを抱えた異端児。学園における4人の立場と、黒魔術の合わせ方なんか、…

「スクリーマーズ」- Screamers - 96/12/1

クリスチャン・デュゲイ監督、原作P.K.ディック短編「変種第二号」。中盤まではテンポが悪い気がしました。ラストの方はよかったけど。企業社会の戦争、惑星の植民地、自己進化する兵器、人工生命と、SF的な道具立てがいかにもディック。中盤までの展開と、…

「クライング・フリーマン」96/11/30

小池一夫&池上遼一の原作。先行で上映していたフランスでヒットしたニュースを聞いていたので、楽しみにしてました。監督のクリストフ・ガンズは、ジャパニメーション・マニアらしくて、この原作も好きだとか。確かに原作のイメージをいまく活かしていて、な…

「クリスマス黙示録」96/11/30

これは拷問の様につまらないです。 元宝塚の天海が主演で、そのファンも来ていましたが、ま、そういう関係じゃ無い人にはまるでお勧め出来ません。日本人女性刑事がアメリカで爆弾魔を追う話ですが、まあ、とにかく話にならないほどつまらないです。設定も、…

「インデペンデンス・デイ」96/11/30

お正月ロードショーの大物。…米国の大ヒットを引きずって日本でも大騒ぎですが、あんまり期待してませんでした(^^;)。監督が、「スターゲート」のエメリッヒですからねえ。「スターゲート」は宣伝だけで興業を作り出す(^^;)、マリオ・カサール=ハリウッドの…

「戦火の勇気」96/11/4

非常に地味な作品ですが、凄く面白かった。大ヒットはしないでしょうが、これはお勧めです。湾岸戦争のトラウマに悩むデンゼル・ワシントンが、名誉勲章候補のメグ・ライアン演ずる将校について調査する。非常に硬派なドラマ。事件を知る人々を訪ね歩く、回…

「大統領のクリスマスツリー」96/11/27

いやー、これだけ内容の無い映画を、よく引き延ばして2時間近くにしたもんです。偉いのはそこだけ。つまらないストリーリにくさい演技を、ニューヨークの風景カットで薄めただけ。奥山が監督をやっているだけで、つまらないのは分かり切っているんだけど。…

「エスケープ・フロム・L.A.」96/11/24

ジョン・カーペンタ監督。B級映画として楽しめればいいやと思ってましたが、確かにB級映画。驚いた事に結構面白い(^^)。いかにも彼らしいチープさはあるんだけど、なかなかスカっとする映画でした。前作「ニューヨーク1997」より好きだな。金がかかりそう…

「マッド・モンク」96/11/16

香港映画。単館でレイト・ショーのみというマイナー公開。でも、主演のチャウ・シンチー人気という事でかなり混んでました。ストーリは、神様が悪人、娼婦、乞食の3人を悔い改めさせる賭けをするという、実にマジメそうな話なんだけど、ま、これがハチャメ…

「Dear フレンズ」96/11/10

デミ・ムーア製作、主演。少女版「スタンド・バイ・ミー」と評されるけど、確かに非常に似ている。4人の少女の一夏の話。だだし、ストーリとしては、「スタンド…」ほどの深みはなかった。子役はどれも、凄く魅力的だった。特に、「アダムス・ファミリー」の…

「パリのレストラン」96/11/16

この映画、前評判がやたらにいいですね。すごく混んでいるし。前評判だけに期待が高かったので、それほど面白い気はしなかった。まあ、並の出来ではあります。閉店が決まったレストランの最後の晩餐に集まった人々の話。料理と、回想シーンで展開していきま…

「ファーゴ」96/11/16

観ながら、これの監督って誰だったか忘れていたんだけど…コーエンでした。今度はコーエン兄弟じゃなくて一人みたいだけど。で、この映画は気に入りました。実話らしいですが、簡単に言うと偽装誘拐がどんどんと泥沼にはまりこむ話。ブラックな話なんですが、…

「バーチャル・ウォーズ2」96/11/16

前作の」バーチャル・ウォーズ」もかなりしょうもない映画だったけど、2になってもやっぱり同じ(^^;)。監督も変わっているんだけど。CGとか、話もちょっと派手にはなっているけど、根本的に子供だまし。ストーリも世界観も陳腐で退屈。CGの場面が多くなった…

「レスリー・ニールセンのドラキュラ」96/11/9

「裸のガン」シリーズのレスリー・ニールセンが主演。監督はメル・ブルックス。本物のドラキュラ通りのストーリ、登場人物も同じでパロディにしているのですが、あんまり面白くなかった…、なんか退屈でした。 ギャグとしては「裸のガン」レベルなんですけど…

「エディー・勝利の天使」96/11/9

ウーピー・ゴールドバーグ主演のプロ・バスケット映画。一人の熱狂的ファンのウーピーが、ひょんな事からどん底のニューヨーク・ニックスの監督に就任し、人気を得ていく…。ハリウッドのプロ・スポーツものって、なんでこうワンパターンなんだろう…(^^;)、最…

「ザ・ファン」96/11/1

ストーカ・サイコものというので期待していたんですが、主演がデ・ニーロだし…、でも、期待はずれでした。何しろ、まるで恐くない。あんまりストーカらしくないし、どちらかというと、デ・ニーロ演じるサイコ側に共感出来てしまったりする(^^;)。デ・ニーロ…

「D.N.A./ドクター・モローの島」96/10/20

ジョン・フランケンハイマー監督。まいったなあ、これは。ほとんど観るべきところがない(^^;)。全編退屈の極み。唯一面白いのはマーロン・ブランドのモロー博士の奇怪さだけど、これって「地獄の黙示録」のパロディだもんねえ。原作でも、モロー博士は白塗り…

「八つ墓村」96/10/28

市川崑監督、豊川悦司が金田一。市川が、新しい金田一を創造したかったのは判るんですが…、これは失敗じゃないかなあ。豊川悦司自体は演技は下手じゃないと思うけど、この映画の中ではかなり浮いてました(^^;)。走る金田一のイメージも悪くはないけど、活か…

「スワロウテイル」 96/10/16

岩井俊二監督。散々、ひどい前評判を聞いていたから、思ったよりは面白かった。時間の長さも気になりませんでした。しかし、なんというか、非常にまとまりがない映画ですね。中盤あたりではCHARAのプロモーション・ビデオを作りたかったのかと思ったりして。…

「クラッシュ」96/10/4

デーヴィッド・クローネンバーグ監督。J・G・バラード原作。東京国際映画祭で観てきました。もー、めちゃ混み。昨晩からの徹夜組もいたという噂。クローネンバーグだってこないのに、なんでこんなに人が来るんだろう。で、感想としては、思ったよりずっと平…