電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

2019-12-01から1ヶ月間の記事一覧

2019年日本映画ワースト5

2019年に劇場で観たのは222本、そのうち日本映画は99本。今年からあまりに粗製乱造な少女マンガ原作モノはパスする方針にしたので、意外にワーストが薄めな印象。 1)「葬式の名人」 どこもかしこも中途半端な市政70周年映画 2)「そらのレストラン」 自己満足…

2019年日本映画ベスト10

2019年に劇場で観たのは222本、そのうち日本映画は99本。ベストは相変わらずの小粒感ありだが、そもそも邦画の大作なんてもの無くなってきている。元SMAP主演がベストに2作という奇跡か。 1)「さよならくちびる」 力が抜けたいいオフビート感 2)「蜜蜂と遠雷…

2019年外国映画ワースト5

2019年に劇場で観たのは222本、そのうち外国映画123本。ホントにつまらない作品は少なかった、許せないという意味のワーストが多い。 1)「マイル22」米国軍のやりたい放題が酷すぎる 2)「パドマーワト 女神の誕生」このネタはダメだろうインド 3)「さらば愛…

2019年外国映画ベスト10

2019年に劇場で観たのは222本、そのうち外国映画は123本 。実話ベースが多いのはネタ不足なのか、シリーズもの、リメイクものが多いのもネタ不足が要因だろう。しかし「ジョーカー」 も「スパイダーバース」も派生作品から斬新な面白さが出てきたのが楽しい…

2019年ビデオで観た映画

家ではB級とか未公開とかNetflixオリジナルとかしか観ないので、ベストなどにはカウントしてないけど数えてみると87本。面白いのは「ノー・エスケープ」、「ケージ」、「サバハ」ぐらいかなあ。追加で「イントゥ・ザ・スカイ」 Amazon 「イントゥ・ザ・スカ…

「燃えよスーリヤ!!」-Mard Ko Dard Nahi Hota-

バーサン・バーラー監督。生まれながらの無痛症のスーリヤ・サンパト(アビマニュ・ダサーニー)は、祖父(マヘーシュ・マーンジュレーカル)に見せられたアクション映画で空手の特訓をしていた。青年になったある時、幼馴染のスプリ(ラーディカー・マダン)と再…

「アイリッシュマン」-The Irishman-

マーティン・スコセッシ監督、スティーブン・ザイリアン脚本。1950年代、フィラデルフィアのトラック運転手のフランク・シーラン(ロバート・デ・ニーロ)はイタリア系マフィアに品物を流していたが、大物マフィアのラッセル・バッファリーノ(ジョー・ペシ)の…

「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」

片渕須直監督、こうの史代原作。昭和19年、絵の得意な18歳のすず(声:のん)は、広島市江波から20キロ離れた軍港・呉の北條周作の元に嫁いでくる。周作は軍法会議録事、義父は海軍技師で働き、義母は足を痛めていた。やがて周作の姉・徑子も家に戻るが、戦争は…

「スター・ウォーズ」シリーズの個人的ベスト/ワーストシーン +感想まとめ

個人的ベストシーン5 1位 EP4最初のワープ - このシーンにはショック受けた 2位 EP1 アナキンとアミダラの最初の出会い - ダース・ベイダーも最初は可愛かった 3位 EP6 エンドア森のチェイス- ステディカムの撮影すごい!!! 4位 EP4オビワンとダース・ベイダ…

「ぼくらの7日間戦争」

村野佑太監督、宗田理原案。北海道、歴史物の本が大好きな高校生・鈴原守(声:北村匠海)は隣に住む議員の娘・千代野綾((声:芳根京子)に片思いしていたが、綾が東京に引っ越す話を知り7日間の立てこもりを計画。陸上部の香織(声:潘めぐみ)、人気者の壮馬(声:鈴…

「スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け」-Star Wars: The Rise of Skywalker-

J・J・エイブラムス監督。ファースト・オーダーの最高指揮官となったカイロ・レン(アダム・ドライバー)は、シスの最高指導者パルパティーンのいる星を目指す。一方、レジスタンス軍のレイ(デイジー・リドリー)、フィン(ジョン・ボイエガ))、ポー・ダメロン(…

「ジュマンジ ネクスト・レベル」-Jumanji: The Next Level-

ジェイク・カスダン監督。ジュマンジの冒険から2年、スペンサー、マーサ、フリッジ、ベサニー、それぞれは別の進路んでいたが、NYの大学に通うスペンサーは仲間と再会するのを躊躇し破壊したはずのジュマンジを修理、ゲームの中に吸い込まれてしまう。救出の…

「カツベン!」

周防正行監督。染谷俊太郎(成田凌)は子供の頃から目指していた弁士の技で安田(音尾琢真)の強盗団に関わっていたが、木村刑事(竹野内豊)の捜査から逃げ延び、富夫(竹中直人)と豊子(渡辺えり)の活動写真館・靑木館へ雑用係として入る。靑木館の弁士は俊太郎が…

「家族を想うとき」-Sorry We Missed You-

ケン・ローチ監督。英国、ニューカッスル。リッキー(クリス・ヒッチェン)は建築の仕事も減り、マイホームと家族のためにフランチャイズの宅配ドライバーを自営業として始める。妻のアビー(デビー・ハニーウッド)は介護福祉士のための車を売り資金提供。そし…

「屍人荘の殺人」

木村ひさし監督、今村昌弘原作。神紅大学ミステリー愛好会の葉村(神木隆之介)と先輩の明智恭介(中村倫也))はホームズとワトソン気取りで学園の事件に首をつっこんでいたが、ある時、剣崎比留子(浜辺美波)の依頼でフェス研の合宿に同行することになる。フェス…

「映画 ひつじのショーン UFOフィーバー!」-Shaun the Sheep Movie: Farmageddon-

リチャード・フェラン+ウィル・ベチャー監督。英国の片田舎、ひつじのショーンたちが暮らす農場近くでUFOの目撃騒ぎ。牧場主はUFOのテーマパーク「FARMAGEDDON」で儲けて新型トラクターを夢見る。またショーンは偶然にエイリアンと出会うが、あるエージェン…

「ラスト・クリスマス」-Last Christmas-

ポール・フェイグ監督。ロンドン、ユーゴスラビアからの移民一家のケイト(エミリア・クラーク)は、店主サンタ(ミシェル・ヨー)のクリスマスショップでエルフの格好で働くが、家もなく自堕落な毎日。弁護士の姉、父、母アデリア(エマ・トンプソン)とも疎遠。…

「THE INFORMER 三秒間の死角」-The Informer-

アンドレア・ディ・ステファノ監督、アンデシュ・ルースルンド+ベリエ・ヘルストレム原作「三秒間の死角」。元軍人ピート・コズロー(ジョエル・キナマン)は、妻ソフィア(アナ・デ・アルマス)と娘との三人暮らし。出所と引き換えにFBIウィルコックス(ロザムン…

「草間彌生∞INFINITY」-Kusama: Infinity-

ヘザー・レンズ監督。1928年、長野県松本の裕福な家に生まれた草間彌生は幼い頃からスケッチに親しみ、日本で画家の活動を続けるが限界を感じ1957年に渡米。NYでジョセフ・コーネルなどと親しくなり、インスタレーション、ソフト・スカルプチュア、ハプニン…

「ベル・カント とらわれのアリア」-Bel Canto-

ポール・ワイツ監督、アン・パチェット原作「ベル・カント」。南米某国の副大統領邸、工場誘致が期待されるホソカワ(渡辺謙)、その通訳のゲン・ワタナベ(加瀬亮)、フランス大使ティボー(クリストファー・ランバート)たちが招待され、ロクサーヌ・コス(ジュリ…

「ルパン三世 THE FIRST」

山崎貴監督脚本、モンキー・パンチ原案。第二次世界大戦中、ナチスは莫大な宝のありかを隠した考古学者ブレッソンのブレッソン・ダイアリーを探し求めていた。十数年後、ブレッソンダイアリーを盗もうとするルパン三世(声:栗田貫一)、次元大介(小林清志)、石…

2010年代・日本映画ベスト10のノミネート

外国映画に続いて書いてみたが... 2019 -> 2019年日本映画ベスト10 1)「さよならくちびる」 力が抜けたいいオフビート感 2)「蜜蜂と遠雷」 原作を上手くカット、整理し映像化 3)「凪待ち」 香取慎吾のズタボロなダメ人間がリアル 2018 -> 2018年日本映画ベス…

2010年代・外国映画ベスト10のノミネート

2010年代のベストを作ろうかと思って各年ベスト3をリスト化してみたが...ベスト1を選んだとしてもそれが50年後に「市民ケーン」や「東京物語」並に歴史に残っている気が全くしない...意味あるだろうか。 2019 -> 2019年 外国映画ベスト10 1)「ジョーカー」 …

「シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション」-Nicky Larson et le parfum de Cupidon-

フィリップ・ラショー監督脚本、北条司原案。フランスのパリ、街の始末屋リョウ(フィリップ・ラショー/声:山寺宏一)とカオリ(エロディ・フォンタン/声:沢城みゆき)は掲示板のXYZの書き込みから、ドミニク・ルテリエ(ディディエ・ブルドン)の依頼、媚薬「キュ…