電子竹林:Blog

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「アンナと王様」- Anna and the King -

アンディ・テナント監督、ジョディ・フォスターチョウ・ユンファバイ・リントム・フェルトン、シード・アルウィ、ランダル・ダク・キム。1956年「王様とわたし」のリメイク。厳密に比較はしてないけど、印象は随分と違う。夫を失ったアンナ(ジョディ・フォスター)は、息子のルイ(トム・フェルトン)とともにシャム王国のモンクット王(チョウ・ユンファ)の元に家庭教師としてやってくる。東洋の封建的社会で戸惑うアンナも、次第に王とも心を通わせていく。しかし、その裏では政治的陰謀が始まっていた…。ユル・ブリンナーの「王様とわたし」の印象が強すぎるので、違和感があるが、単独でみてみれば結構面白い。一つの山場であるダンスシーンも、雰囲気を変えて上手く作っているし、最後までエンターテイメントとして面白く仕上げている。オリジナルの「王様とわたし」にとらわれないで作っている所は好感が持てる。